いいスピーチのやり方

今回はいいスピーチがどんなスピーチなのかをお話します。

大切なのは伝える力

いいスピーチというと良い文章を作ってそれを間違えなく読み上げることを考えてしまいますが

ただ読み上げるだけだと人の心に残るスピーチにはなりません。

大切なのはいかに伝えるか、ということです。

 

よく内容よりも話し方という話がありますが、まさにその通りで何をどう伝えるかが重要です。

伝わる話し方をするには多くの力が必要です。

響いて通る聞きやすいはっきりとした声で感情の伝わってくる話し方が出来ると伝わってくる話になります。

そういうと、生まれつきそういう力のある人じゃないとと思ってしまうかもしれませんがこういう話し方は練習をして力をつけていけば誰でも身についていきます。

響いて通る声を身につけるには腹式呼吸とそれを通る響く声に変えていく練習で

感情の伝わる話し方は、顔の筋肉を動かせる状態にして話をする練習から

当教室では1000人以上の生徒様に指導をしてきた実績がありますので、その方の特徴、要望にあわせた力のつくトレーニングを行っています。

力がついて、自分の話は伝わるし、自分の感情も誤解無く話せるんだ!となるとスピーチの質が全く変わります。

ただただ、間違いなく読み上げる場所としてスピーチの場を考えると、間違えてはいけないんだ…という憂鬱な場所になります。

しかし、こういうことを伝えたい!ということを発揮出来る場所と考えを変えられるとスピーチの場面は憂鬱な場所から、自分を発揮して高められる場所になり挑戦する楽しさが生まれて来るのです。

性格を変えましょう、考え方を変えましょうというのはとても難しいです。しかし、話す力をつけていくことはトレーニングで誰でも出来ます。

そうすると結果的に、自分の伝えたかった感情が正しく伝わる力がつき周りから見たときの性格、またその声を一番近くで聞いているのも自分なので伝えられているという自信もついていきます。

このようにまず、伝える力をつけるということがスピーチでは大切です。

伝えることを一つに

伝える力がついてから練習していくのは伝えることを一つに絞ることです。

いいスピーチの条件は口コミで伝わるスピーチです。

どういうことかというと、いいスピーチがあったよと人に伝える時、こういう事とこういう事、あとこんな話も…という話をされたら全く良さが伝わりません。ただ一つこういう話で面白かったよ!という風に伝えられるのがいいスピーチです。

テーマを一つに絞ると言うと話すことがなくなってしまいそうですが、ポイントは一番伝えたい要素を見つけることです。

たくさん要素があっても、結局それで何をいちばん言いたいのか、気持ちをこめられる部分なのかを見つけることが重要です。

それさえ見つけられれば、あとは時間にあわせてつけたり削ったりも出来、話す方にとってもとても話しやすい形に出来ます。

 

伝えたいことが正しく伝わっているか

伝える力と伝わりやすい話の内容、この二つが揃っていればすばらしいスピーチになるのですが、この二つを合わせた形で練習することも大切です。

よくあることなのですが、大切だから強調しようと怒鳴るような言い方になってしまい悪い印象を与えたり、大切なことだから全部ちゃんと言わなきゃと早口に畳み掛けてしまい相手に全く内容が伝わらなかったりと、思っていたことと全く違う伝わり方になってしまうことは多々あります。

なので、内容が定まった状態、声も響き表情も動く状態で実際にスピーチをしてみて、伝えたいと思った部分がちゃんと自分の思った形、聞こえ方になっているか確認することがとても大切です。

当校ではこの確認と思った伝え方に変えていくにはどういう言い方をすればいいかのトレーニングも行っています。

こうすることで練習したことが実際の場面で活きる、使える力に変わっていくのです。

 

このように当校は大きく変われる、実際に使える力になるレッスンを行っています。

どのように変われるのか体験できるレッスンも行っていますのでぜひお電話や投稿フォームからお申し込みください。

現在、感染対策のため、換気と距離の取れる小金井教室のみで対面レッスンを行っています。ZOOMを使ったオンラインレッスンも行っていますので希望の形式も記載していただけるとスムーズにご予約できます。

 

東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール

著者 堀口 明保 >>詳細はこちら