急に苦手なプレゼンをすることになった方へ|プレゼン力のつけかた

今回は苦手なのに急にプレゼンをする立場になって来られた生徒様が

どのように克服し力をつけていかれたかを書いていきたいと思います。

声が変わると多くの部分が改善する

プレゼンが苦手という場合、様々な要素で苦手意識が作られているのですが共通していることは、まず声の出し方を変えることで大きく改善できるということです。

 

自分で考えながら話すプレゼンでも資料を読みながら説明するプレゼンでも同じで、力が入り間が取れない、早くなりやすい話し方、声の出し方でやると考えもまとまりにくく読んでいても途中で苦しくなってしまうため聞きづらいですし伝わらない話になってしまいます

当教室ではまず声の出し方を変えていく事から始めています。

 

特に呼吸が変わるとプレゼンの聞こえ方、伝わり方がそれだけでも大きく変わります。

 

息が上がって、肩で息をしながら声を出すと緊張しやすく焦りやすいので考えもまとまりにくくなってしまいます。

 

焦った状態ですと、どうしようどうしようとなるだけで考えがまとまらないという感覚、経験がある方は多いと思います。あの形になってしまうと上手く行きません。

 

しかし、焦らず落ち着いて考えながら話しましょうというのはメンタル的なものなので変えようと思ってもなかなか出来ることではありません。なので形から変えていくのです。

落ち着いてるように見える話し方

落ち着いて見える話し方とはどんな話し方でしょう。

 

力が抜けていて表情が柔らかく1個1個、伝わってくる話し方、など落ち着いて見えると思います。

この形の方は、別に精神を鍛えなくとも物理的な形を作る練習をしていけば出来ます。

 

力が抜けた状態、長くしっかりと吐ける腹式呼吸、表情の筋肉が動かしやすく柔らかい状態を作り、間が取れて休みを入れながら話せる形です。

 

これらの要素を練習して、こうやったらリラックスして見えるなとか、落ち着いて見える表情だなという風に体の使い方と見え方を一致させていくのです。

 

特に当校はマンツーマンレッスンで行っているのでその方のクセを見ながらよりいい形で見えるような力の使い方、動かし方をその方に合わせた練習で作っていきます。

 

特に表情の部分は自分でなかなか見えない部分ですので自分の中の動かした印象と見た目の印象が乖離している方が殆どです。少しずつ動かし方、見せ方を意識して練習していくことで表情の動かせる幅は大きく変わっていきます。

 

みなさん手とか足は筋肉で動かしている感覚があると思いますが、表情も同じで筋肉で動かしているという感覚がない方が多いです。

 

スポーツなどと同じで動かしていくとその動きがどんどん出来るようになりますし、自然に動かせるようになっていきます。

そうやってまず形を作る練習をすることで落ち着いた柔らかい話し方のやり方が分かってきます。

実際にその状態で話す練習も大切

そうやって形が出来ても実際の場面で活かせるスイッチが入っていないと意味がありません。

 

ダンスでいうと、筋トレをして体が動く体幹のいい状態が作れてもダンスをするという形で使わないと動けないように、実際の場面でその形で話せるようにしないとせっかく練習しても力を活かせません。

 

当校の一番の特徴ですが、声、話し方をいい状態に変えるだけでなくその状態で話せるようにすることもとても大切です。

 

実際にプレゼンをする形で練習してみると、考えて伝える時、テーマを見つけるときに力が入りやすいとか簡潔に伝えることが苦手など、これも声の出し方と同じでその方その方で苦手な部分がありますので、その方の特徴に合わせた力のつけ方、構成を考える力などを練習していきます。

 

話を構成する力というのも、運動と同じで型を意識して伝わりやすい形、魅力的に聞こえる形などを練習して作り上げていくと自然にそういう話し方、考え方がスムーズに出来るようになっていきます。

 

資料を読むプレゼンにしても区切り方、言い方で伝わり方が大きく変わりますので、実際に使うような資料を読んでいただく練習を通じてよりいい読み方が出来るように力をつけていけます。

自分の話に質問をしてみる

プレゼンテーションの練習をするのに、「自分の話したことに対して質問をしてみる」というのを行います。

 

例えば「北海道に旅行に行った」という話をしたあと、「それはいつ行ったのか?」や、「誰といったのか?」など、様々な質問をしてみるのです。

 

そうすると、じぶんの話が新たな展開を見せて広がっていくのです。

 

例えば「北海道には親友と10年ぶりに出かけたので楽しかった」など、細かな内容まで思い出して「そうか、そんなことがあったから強く印象に残ったのか!」と、新たな気づきが生まれるのです。

 

プレゼンテーションそのものに味が出る

試しにやってみるとわかりますが、そうして話しの内容を広げていったあとに、もう1回プレゼンテーションの内容をまとめてみます。

 

おそらく最初に話した話より、ずっと良いプレゼンテーションになっているのが実感できるはずです。

 

このようにプレゼンテーションの練習をしていくと、声の出し方に限らず、表現力、度胸、自信といったメンタル面が磨け、内容に広がりをつけていくことで新たな自分の発見にもつながっていきます

 

声、話し方を変えて、その状態でプレゼンをしていくことで、いい伝わり方のプレゼンを出来る力がついていきます。

 

プレゼンの苦手な方は、よくただただ経験を積んでいけば…という克服方法を試す方がいらっしゃるのですが、それですとなぜ上手く行かなかったのか、何が足りなかったのかということが中々自分だけでは分からないので、ただただ上手く行かなかった…という負のイメージだけが積み重なってしまいます。

 

私には1000人以上の生徒様を見てきた実績と経験があります。その方にとって必要な力、その力がつく練習をしていくことで確実に次に繋がる力がついていきます。何よりもそういう苦手意識のある嫌なプレゼンの場面を成長を試せる場所に変えられると気持ちも大きく変わります。

 

ぜひ、変われることを感じられる体験レッスンを無料で行っていますので、お電話、問い合わせフォームからご予約ください。

 

東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール

著者 堀口 明保 >>詳細はこちら