話し方のコツ・原因→結果の法則

わかりづらい話し方について

「説明をしてもあんまりよくわかってなさそうな顔をされる・・・」

「つまりそれってどういうこと?と聞きかえされることが多い」

自分ではちゃんと話しているつもりでも、なんだか相手には上手く伝わっていないように感じる。
そんなことってないですか??
何回も聞き返されたり、同じことを何度も説明したり、相手にも申し訳ないですし

「そんなにわかりづらい話し方かなぁ・・・」

って落ち込んできちゃいますよね。
そんな時、ちょっとした工夫で伝わり方が改善することがあります。
それが今回の話し方のコツ②、「原因と結果の順番で伝える」になります。

原因と結果が逆になってしまった場合

では具体的に説明していきましょう。
例えばこの二つの回答、同じことを言っている内容ですがどちらがわかりやすいでしょうか。

質問「なぜ試験のマークシートにシャーペンを使ったの?」

回答A「試験ではシャーペンを使いました。マークシートは鉛筆で、とは知っていましたが忘れしまったので・・・」

回答B「マークシートは鉛筆で、とは知っていましたが、忘れてしまったので試験ではシャーペンを使いました」

 Aの回答では原因と結果を逆に説明してしまっているので、一瞬「ん?」となってしまうかもしれません。
その一方でBの回答は原因→結果の順で説明しているので、内容がすんなり頭に入ってきそうです。

もう一つ見ていきましょう。

 

A「りんご拾いました。道に落ちていたので」

B「道に落ちていたのでりんごを拾いました」

 

Aの回答でも伝わることは伝わると思いますが、わざわざ迂遠な話し方をしなくてもBの回答のようにシンプルに話してくれた方が伝わりやすそうですよね。

「2は1+1だよ」と言われるよりも「1+1は2だよ」と言われた方が理解しやすいように、原因→結果の順で話した方が相手にはより伝わりやすいのではないでしょうか。

もちろんこの「原因→結果の法則」はある程度逸脱しても伝わることは伝わると思います。
ですが「よりわかりやすいのは?」「スパッと物事を伝えたい!」となるとやっぱり意識して「原因→結果」の順で話しをしたほうが良さそうです。

例のようにシンプルな受け答えなら逆でもいいかもしれませんが、より複雑な受け答えの中では、こういう意外にも単純なところで相手に伝わりづらくなってしまうことがあります。

原因と結果の法則を意識してみましょう

日々の会話の中で

「上手く相手に説明ができてないなぁ・・・」

「何度も同じことを説明するのはもう疲れたよ・・・」

とお悩みの方がもしいましたら、話し方のコツ②の「原因→結果の法則」を物は試しに意識して話してみてください!

 

話し方のコツ①②、いかがでしたでしょうか。

 

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