話し方のコツ やさしく話す

話し方のコツ やさしく話す話し方

同じ言葉がやさしくも怖くもなる

例えば「馬鹿じゃないですか」と言ったとします。

同じ「馬鹿じゃないですか」という言葉でも、きつい調子で言えば相手の怒りを買うでしょう。

 

でも同じ言葉でも、やさしく微笑みながら「馬鹿じゃないですか」と言ったらどうでしょうか?相手も微笑みを返すかもしれません。

 

コミュニケーションの3要素というのがあります。

 

1、話しの内容

2、話し方、言い方

3、パーソナリティ(感じ取られる人柄

 

これらがコミュニケーションの3要素と言われています。

さてその中で、1、話しの内容 が、最も重要だと思っている方がほとんどではないでしょうか?

話の内容が良くても伝わらない

よく「今度、会社で朝礼をやることになった」ということで来られる方も多いのですが、ほとんどの方が「何を話そう」と、話の内容ばかりを考えられます。

 

ところが統計結果によると、話の内容の重要性(相手への伝わり方)は何と7%しかありません。

 

それ以外、90%以上が話し方であったり、伝わってくる人間性であったりするわけです。ですから同じ内容の話をしても、Aさんが話すのと、Bさんが話すのでは全く違う話に聞こえたりするわけです。

 

つい感情的になってしまってきつい言い方をしてしまう

どうしたらやさしく話せるのだろうか?と、お悩みの方も多いようです。

 

私たちは最初は基本的な話し方やボイストレーニングからはじめますが、それをクリアされた方には「表現力」というレッスンをします。

 

この表現力が磨かれてこそ、本当に魅力ある話し方、と言えましょう。

 

その中で、例えば「やさしく話す」という時には、勿論テクニック的なことも重要ですが、それだけでは未完成なのです。

 

「やさしく話そう」と思ったら、心をまず「やさしく」して、それから「やさしい表現力を使う」必要があります

 

この「心から」というのも、何回も行ううち、本当に「心から」できるようになるのが不思議です。

 

「やさしく話す」ということを最初はテクニック的に練習のつもりでやっていたら、相手との人間関係が良くなって本当にやさしくなれた、という方もいます。

 

まずは「やさしい話し方」の練習からはじめてみてはいかがでしょうか?

 

東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール

著者 堀口 真理 >>詳細はこちら