当校の受講目的にスピーチの場面が控えていてという方も多くいらっしゃいます。
今回はどのような練習でスピーチを上手に出来るようになっているかをお話していきます。
プロの目から見た適切なトレーニングが必要
スピーチが苦手といってもその理由は人それぞれです。
どうしても緊張してしまう方、声が届かないという方、話がわかりにくいと言われてしまう方
それぞれの理由に合わせたトレーニングが必要です。
また、スピーチの場面を想定してお話していただくと、その人が気付いていない弱点が理由になっていることも多々あります。
今まで見た方ですと、スピーチをするとすぐ声が震えてしまうということが気になって受講された方にスピーチを意識してお話していただいたら息継ぎせずに早口で話してしまうというクセが出ていました。
声の震えの解消のために、響くきれいな声の出し方も練習していただいたのですが、それに加えてスピーチの際の間の取り方、話し方のクセを変えるトレーニングも並行して練習していただくと、本番では声があまり震えずに話すことが出来た!と言っていただけました。
このように苦手意識がある場面というのは、自分が気付いていない様々な理由で生じていることがほとんどです。
自分では自分のクセに気付きにくいのでプロの目から見て原因を理解し、そのための練習をしていくことが解決への近道です。
スピーチの内容に合わせたトレーニング
一言でスピーチの場面と言っても内容や目的によって必要な力が大きく違います。
結婚式のスピーチで明るく楽しい雰囲気を出したいときと、論文の発表や式典での挨拶のようなしっかりとして落ち着きのある雰囲気を出したいときでは求められる話し方が全く違ってしまいます。
当校ではその方の実際に行うスピーチの内容や場面をお聞きして、その方がよりよく力を発揮できるようお手伝いをしています。
以前受講された方で、職人をしていて砕けた場面や少人数の仲間うちでは楽に話が出来るけれど、硬い式典で話をすることになって困ってしまってということで来られた方が居ます。
その方は言葉遣いなどが気になりすぎて話せなくなってしまわれていましたが、落ち着いてお話をしていただいたら硬い場面でも問題の無い話し方がきちんと出来ていました。
なので、当校では落ち着いて威厳があるように見える話し方を練習していただき、その話し方を聞いて確認していただき、自分がその話し方をしても変ではない事や、しっかりしていて格好よく話せていることを確認していただき、自信を持って大きな場面に挑んでいかれました。周りからの評判がよく見直したと言ってもらえたと嬉しそうに言っていただけてこちらもとても嬉しかったです。
このように、その人の目的に合わせた力をつけるというのがスピーチでは大切です。
自分の意図や、考えたことが誤解無く伝えることが出来るんだという自信がつくと、スピーチの場面は苦手な嫌な場所から、楽しみなチャレンジが出来る自己実現の場に変えていくことだって出来るのです。
当校では技術的な伝え方、話し方の練習を、その方の弱点を克服するためのボイストレーニングと並行して進められる、効果の高いレッスンが特徴です。
体験レッスンでも変わっていける実感を得ていただいているのでぜひお申込みください。
お悩みの方はぜひお電話や問い合わせフォームからご予約ください。
対面レッスンは東京・小金井教室で、遠方の方にはオンラインレッスンもZOOMで対応しています。
![]() | 東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール 著者 堀口 明保 昭和55年生まれ。玉川大学卒業。話し方教室講師および産業カウンセラー(社団法人日本カウンセラー協会認定)。コミュニケーションこそあらゆる業種の仕事にかかわらず、生活の根幹を占めるものと認識。さらに、その中で最も重要なものが話し方にあると考える。一般社団法人「日本コミュニケーション技能協会」代表。 2007年より堀口メソッドボイススクールで講師に従事し10代から80代まで、様々な年齢の方々の悩み(声が小さい、加齢とともに枯れるなど)に対応し、改善してきた実績を持つ。 |