人前に出て話さなければいけない。急にそんな立場や役職になってしまう事があります。
人前に出て話すのが苦手という方は非常に多くいらっしゃいます。私も苦手意識を持っていました。
中学生のころ、クラス委員として急に遠足の説明の一部を学年全体の前で話さなければならないということになり
緊張してまともに話せなかったという思い出があります。
しかし、この仕事をしていて大勢の前で話す機会が何度もありますが、緊張して失敗してしまったことは一度もありません。
なぜかというと、話し方の基礎が出来ていたからです。
別に緊張しない強い精神が身に付いたとか場数をこなしたからではなく、緊張する気持ちや大勢の人に見られる感覚で焦ること自体は変わっていません。
落ち着いて聞こえる話し方や緊張しにくい声の出し方などの形の方が出来ていれば、崩れずに人前で話していけるので失敗をしなくなりました。
当校のレッスンでも気持ちや精神を鍛えるトレーニングではなく、話し方を上手にする筋トレのような物理的な練習を中心に行っています。
落ち着いている、しっかりとしていると感じるのは見た目や声から
落ち着いている、しっかりとしている人になろうと考えると、精神修行をするようなものと感じるかもしれませんが、人がその人を見て落ち着いていると感じるのは、別にエスパーのように心を読んで判断しているわけじゃありません。
見た目の様子や話す声から落ち着きを感じて判断しているのです。
見た目や声は物理的な姿勢や動き、喉や息の使い方で出ているものです。
姿勢や動きは意識やクセ付けで練習していけば改善していけますし、声や話し方も同じで練習で改善していけるものです。
それこそ、休みの入れ方や力の抜き方が上手になるだけで、声の落ち着きは全然変わります。
体験レッスンの短い時間の中でも多くの方が大きな変化を感じていただいています。
それを身に付けていくのは時間がかかりますが、変化自体はすごく簡単な練習でも大きな変化を感じられるぐらい変われるのです。
特に間の取り方、休みを入れる呼吸の仕方は、普段意識されていない方が多く、かつ正しい腹式呼吸は意識するとみなさん出来るものなので、誰でも変化しやすく大きく印象が変わりますし、楽に話せるという実感が得られます。
当校では練習する前の声と練習した後の声を録音させていただいて変化を感じていただいているのですが、これがとても重要で自分としてはいつも通りに話したつもりでも、楽でかつ落ち着いて聞こえる声に変われると、音で確認していただくと変わっていける自信がつくからです。
当然、録音を聞くというのは恥ずかしく感じる方も多いので最低限の量にしていますが、自分の中で聞いた感覚と、録音して確認するのでは確実に変わったんだという変化を感じられて自信をつけていくための大切な練習になります。
このように当校ではその方の望みやペース、事情に合わせたレッスンをしていますのでどなたでも無理せず変化を感じていただいています。
無理をするような練習ですと長く続けられずに身に付かずもったいないですし、効果がよくわからないままでは同じ練習をしても成長が段違いになるので、納得感を大切にしたレッスンにしています。
人前に出て話すことが出来る、という自信がつくと、そういう立場が回ってくるのが怖くなくなりますし、まっとうすると周りからの評価も大きく変わり可能性を広げることにもなります。
ぜひ、話すことへの抵抗感をなくして、得意なこと楽しいことに変えていけるいってください!
当校では変化を感じられる体験レッスンを無料で受け付けています。その方その方に合わせたレッスンをしているので予約制です。
電話や問い合わせフォームでお気軽にお申込みください。
対面レッスンは東京・小金井教室で、遠方の方にはオンラインレッスンもZOOMで対応しています。
![]() | 東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール 著者 堀口 明保 昭和55年生まれ。玉川大学卒業。話し方教室講師および産業カウンセラー(社団法人日本カウンセラー協会認定)。コミュニケーションこそあらゆる業種の仕事にかかわらず、生活の根幹を占めるものと認識。さらに、その中で最も重要なものが話し方にあると考える。一般社団法人「日本コミュニケーション技能協会」代表。 2007年より堀口メソッドボイススクールで講師に従事し10代から80代まで、様々な年齢の方々の悩み(声が小さい、加齢とともに枯れるなど)に対応し、改善してきた実績を持つ。 |