話し方のコツ 中学受験の面接に向けて
ここ最近増えているのが中学受験の面接に向けて来られる小学生のお子様たちです。私立中学の中には面接でプレゼンテーションが含まれている、という学校も増えているようです。そのために「子供の話し方はどうなのだろうか?」と心配される方もいらっしゃいます。また、学校では書き方については授業でも行うが、「話し方」や「プレゼンテーション」については教えてくれない、と不満を持たれている方もいます。「書き方」も勿論必要ですが、話し方こそ社会の中で重要なのではないか、と思うのですが・・・。
小学3年生のよー君の場合
その中で小学3年生ので「よー君」という、とても元気な男の子がいます。生徒さんは傾向としては「恥ずかしがりや」なので面接が心配、という事でお母様に連れられて、という方が多いのですが、「よー君」に関してはメチャメチャ元気!全くものおじする様子もなく、「こんにちはー」と大きな声でしっかりと挨拶もします。
おしゃべりは好きなのに・・・
しかもよー君はとってもおしゃべり。「僕さー、この前さー」と大きな声でどんどんお話ししてくれるのです。「とっても元気良くてお話し好きじゃないですか」というと、お母様が「いえいえ、きちんとした話しが全くできないんですよ」と言われます。なるほど。「僕さー、この前さー」という言い方ならえらく元気なのが、「僕はこの前○○をしました」というきちんとした話しになると、全く言葉が出てこないで声も別人のように小さくなってしまいました。
きちんとした話し方が苦手
つまり「文章体」での話し方が苦手ということです。試しに文章を書いてもらうと、文章ではきちんとした話し方で書けるのです。文章では書けるのに、「文章体の話し方」になるとなぜ話せなくなってしまうのでしょうか? 実は、こうした「きちんとした話し方が苦手」というのは子供だけでなく、大人にも大変多いのです
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