誤解されやすい話し方

今回は誤解されやすい話し方について書いていきます。

内容よりも話し方

誤解を受けやすい、伝えることに苦手意識がある方で多いのは、話す言葉の内容にこだわりすぎてしまっている方です。

文字で伝える時はそうなのですが、話し言葉では文字的な内容はあまり重要ではありません。

それよりも話し方、表現方法が重要です。

例えば、同じ”馬鹿だなぁ”という言葉を言われても、親しみを持って言われたと感じるか、本当に馬鹿にされたと感じる言い方だったかで大きく変わってきます。

なので、文字として正しく伝える語彙を多くしていく前に、表現として自分の思った形で伝えられる力をつけるということが先決です。

 

表現は心ではなく形

表現力を身につけるというと、何か嘘をつく力とか心をどうにかすると考えがちですが、別に人は心が見えているわけではありません。

その伝え方が見えて聞こえているのです。

なので、やる練習としては表情筋や目の動かし方の練習です。

鏡を見て、笑った表情、怒った表情など試していただくと分かると思いますが、大体の方が自分で思ったよりも表情として大きく出ていないと思います。

しかも、自分の意図していない形で出ているクセがある方も多くいます。眉間にしわが寄ってしまいやすいとか目に力を入れやすいなど、怒っている、不満に思っているというように思われやすい動かし方のクセがあると、それが誤解の原因になっていることがあります。

しかし、これはクセですので動かし方を練習して変えていくことで自分の印象というのは出したい、思った形に近づけていくことが出来ます。

ダンスのトレーニングなどと同じで動かすのに筋肉もいりますし練習も必要です。

しかし、身体の動かし方の練習ですので、動かして外に出ている形と自分が思った形を一致させて動かしやすいように練習していけば誰でも動きがよくなっていきます。

このように当校では、その方の表現、表情のクセを見て、よりその方が出したい印象、話し声の印象に近づけられるよう物理的なトレーニングから行っています。

その方のクセと要望にあわせて練習していますので、効果的で変化の感じられるトレーニングを行っています。

 

体験レッスンを小金井教室での対面形式とZOOMを使ったオンライン形式で行っているので、ぜひ電話や問い合わせフォームでご予約ください。

東京・小金井 堀口メソッドボイススクール