面接での質問対策_暗記では身に付かない質問に答える力

今回は当校でどのような面接での質問対策練習をしているかを解説していきます。

面接対策で受講される方のお悩みで多くを占めるのが質問対策です。

どんなことを聞かれるか、答えられなかったらどうしようなど不安になることも多いですし、評価としても質問への受け答えは大きなウェイトを占める要素です。

 

当校でどんな練習をしていくことで、面接が怖くなくなり質問に答えられる実力を身に付けていけるのか、お話していきます。

暗記では対応できない

面接対策で一番多くの方がしてしまう失敗が、想定質問とその答えを一字一句暗記してしまうことです。

 

面接では想定通りに進むことは少ないですし、暗記したことから少しでも流れがずれてしまうと答えられなくなってしまいます。

何より、暗記して答えると明らかに”暗記したことを言っているだけだ”とバレてしまうので、あまり良い評価に繋がりません。

 

では、どのような練習を当校ではしているのかというと、質問に答えられる実力と自信をつけていただく練習です。

 

まずは暗記して用意したもののままでも、質問して答えていただき、その方の話すクセ、答える時のクセを確認していきます。そうするとその方の弱点が見えてきます。焦って答えやすいとか話がまとまらずわかりにくいとか、その方の答え方や考え方のクセが見えてくるのです。

そこから弱点をなくしていくための適切なトレーニングをしていきます。

答える時に焦らなくなるためには

焦って答えてしまうクセがある方には、質問を受けて答える時、落ち着いてしっかりと考え答えていると見える”形”の練習からしています。

 

当校でレッスンを受講された方で、どうしても答えを焦ってしまい失敗してしまうという方がいらっしゃいました。

 

その方は、急いで答えなければと焦って息を詰めて考え込んでしまうクセがあったので、焦らずに答えているように見える間の取り方やその時の呼吸の仕方、落ち着けている状態なら考え込まずに答えてもしっかりとした答えを返せることを実感できるようトレーニングをしていただきました。

 

結果的にその方は、落ち着いてしっかり答えられる実力と自信をつけられ、親御さんからもすごく変わったと言っていただき面接でも良い結果が出たそうです。

 

このように答える時のクセを見てその方にとって適切な弱点改善トレーニングを行っていけば良い答えを返せる実力が身についていきます。

質問に分かりやすく答える実力を身に付ける

質問に答える際、暗記したことしか答えられないということがお悩みの方も多くいらっしゃいます。

その際には作った文章の意味で答えられるように話す練習をしていただいています。

 

例えば志望理由を答える際に、○○という職業につくためにこの学校で学ぶことが1番と考えて、という話をするとして、言う事をイメージしてお話していただいたり、○○という職業に就きたいと思った理由はなんですか?とか、どういう部分で学校に魅力を感じましたか?など、理由を立体的に理解して確認していただけるようお話をしていきます。

 

それだけだと答えを見つけられない方もいらっしゃいますのでその方の考えるクセや答えをまとめるときのクセを見て、話しやすいような質問をしながらレッスンをしています。

このように具体的に質問への答えを作り上げていくことで、暗記した文字から具体的な理由を見つけて話せるように変わっていきます。

 

少しづつ理由や考えを見つけて伝える力を付けていっていただくと、想定した質問に答える力はもちろんのこと、そこから派生した質問に対しても答える力が身に付いていきます。

こういった練習の際に、なぜそういった質問がされるのかや、どう答えたら分かりやすいかなど、その方が気になっている要素をお聞きして、より納得して答えられる力が身に付くようレッスンさせていただいています。

 

こういった練習を通じて、暗記で答える所から脱却し、自分の考えを見つけ答えられるという実力をつけられ、無事志望した業界に内定を貰えたとありがたい報告もいただけました。

面接以外でも必要な能力

面接対策としてこういった練習を当校では行っていますが、身に付く能力は面接以降も重要な能力です。

入ったあと、学校、企業でも、落ち着いて質問に答えること、想定外の質問に対してもしっかりとした内容で考えを伝えられる能力というのは必要で、その人の評価にも繋がる重要な能力です。

 

当校では面接対策を通じてその方がよりよくその後の社会生活を送れる実力がつけられるようお手伝いをさせていただいています。

 

その方の実力、目指す能力によってかかる時間は変わってきてしまいますが面接というのは日程が決まっています。当校ではその方のスケジュールに合わせ、そこまでの回数でなるべく効果的に実力をつけられるようレッスンをさせていただいています。

短い期間に詰めて受講したい、長い期間でしっかり実力をつけたい、明日までに出来ることをなるべく、など、その方の要望に合わせたレッスンでおこなうことが何より重要と考えているからです。

 

面接に必要な力を身に付けるには早すぎることも遅すぎることもありません。実力、自信を付けたいと思われたらぜひ無料体験レッスンにお申込みください。

 

どんなレッスンをしていくか、どう変わっていけるかを感じられる体験レッスンを無料で行っています。

お一人お一人から話を伺ってレッスンしていますので予約制です。

小金井教室での対面レッスンの他、ZOOMを使ったオンラインレッスンも行っているのでどなたでも受講可能です。

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東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール

著者 堀口 明保

昭和55年生まれ。玉川大学卒業。話し方教室講師および産業カウンセラー(社団法人日本カウンセラー協会認定)。コミュニケーションこそあらゆる業種の仕事にかかわらず、生活の根幹を占めるものと認識。さらに、その中で最も重要なものが話し方にあると考える。一般社団法人「日本コミュニケーション技能協会」代表。

2007年より堀口メソッドボイススクールで講師に従事し10代から80代まで、様々な年齢の方々の悩み(声が小さい、加齢とともに枯れるなど)に対応し、改善してきた実績を持つ。