話し方のコツ あがり症克服するには

話し方のコツ   あがり症を克服するには何が必要でしょう

話し方に関するお悩みの中に「あがり症」を何とかしたい、という方が多くいらっしゃいます。私自身も大変なあがり症だったため、まったく話し方に自信が持てない時期がありました。しかしコツコツと様々な話し方のトレーニングを続けることで、今ではすっかりあがり症は克服できました。では、何があがり症の原因だったのか、ということですが、最も大きいことは「自信のなさ」であったと思います。

話し方において、あがり症を克服するトレーニングとは?

話し方においてあがり症を克服するためのトレーニングは様々あります。例えば「呼吸法」を練習することははとても良いトレーニングです。ちょっと緊張してあがってしまった状態を想像してみてください。その時の呼吸はどうなっているでしょうか? 皆さん胸のほうか、あるいはもっと上の方で速い呼吸をしているはずです。逆にゆったりと落ち着いたリラックスした状態をイメージしてください。呼吸はグッと下がり、腹のほうでゆったりとしているでしょう。このように、緊張などのメンタルと呼吸は深く結びついています。当然、呼吸と話し方は密接に結びついているのです。速い呼吸での話し方は、声もあまり出ない、するともっと緊張した話し方になってしまいます。ゆったりとした呼吸で話せれば、それは落ち着いた良い話し方ができます。  

 

メンタルや気持ちから話し方を治すのは難しい

ところがメンタル部分を先に治して、良い話し方に変えよう、というのは至難の技です。 例えば「緊張しないようにしよう」「リラックスした話し方をしよう」と言ってできるでしょうか?こころを変えるほど難しいことはないでしょう。 ただ、その逆は比較的に簡単なのです。例えば呼吸をゆったりと落ち着いたものにしていくことは日ごろの練習で可能なわけです。そうした呼吸ができるようになってくると、かなりメンタル部分の調整もできるようになり、結果として話し方も変わってきます。

最終的には自分に自信をつける

あがり症の原因として、私の場合「自信のなさ」だった、というお話をしました。この自信をつけていくことこそ「あがり症克服」の根幹であると考えています。 実際に自信が持ててから「あがり症」が克服できた。「話し方」が変わった、という人はとても多いのです。 ではこの自信をつけるにはどうしたら良いでしょうか? これこそまさに「的を得た、話し方の練習」につきると考えています。例えば、自信なさそうな小さな声での話し方しかできなかったらどうでしょうか?不思議と、どんどん自信はなくなってしまうのです。

話し方のスキルは自信へとつながる

ですので、その逆、お腹から存在感のある声、ハキハキとしっかり聞こえる話し方・・・など話し方のスキルをみがいてみましょう。それは必ず自分への自信とつながるはずです。このように「話し方」を学ぶことはそのまま、「自信を培っていくこと」にもつながっていきます。

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