何の話なのかを伝える
「相手に話が上手く伝わらない・・・」
「自分でも何を言おうとしていたのかわからなくなってしまう」
「結局何が言いたいの??と言われる・・・」
そんな方が上手くできていないのが「話の要点を先に伝える」ということです。
それだけ??と思われるかもしれませんが、実はこれは話し方においてかなり重要なポイントです。
話の要点を伝えずに話した場合
例えばあなたはいま友達と話をしているとします。
急にこんなことを言われました。
きっとあなたの頭の中は?マークでいっぱいだと思います。
「(たま・・・?ボール?ボールって急に屋根から振ってくるものだっけ・・・)」
なんてことを考えながら無難に
「ボールが急に振ってくるなんて怖いね」
と答えます。
すると友達は
「え、誰もボールの話なんかしてないんだけど・・・」
と困惑した様子で返してきました。
たった二言、三言しか言葉を交わしていないのにもう会話が成立していないことがわかります。
友達はいったい何の話をしようとしていたのでしょうか。
よくよく聞いてみると「家で飼っているペットの猫の話」をしようとしていたみたいです。
つまり友達は「(家で飼っている猫の)たまが屋根から落ちてきてビックリしちゃった」と言いたかったということになります。
確かに飼い猫が急に屋根から落ちてきたら驚きますよね。
うっかり話に花が咲いてしまいそうな話題でもありそうです。
ですが話の要点である「これは家で飼っている猫の話」ということを伝えなかったために、話が食い違ってしまってしまいました。
「相手に話が上手く伝わらない・・・」
「結局何が言いたいの??と言われる・・・」
となってしまうわけです。
話の要点を先に伝える
「うちで飼っている猫の話なんだけどさ」と先にこれから話す内容の要点を前置いてくれていたら、きっとたまが落ちてきた話にもしっかりオチがついたのではないでしょうか。
スムーズな会話、上手な話し方を目指すためには「話の要点を先に伝える」ことがとても重要です。
要点を先に話して相手に聞く準備をさせてあげることで、相手を困らせない伝わりやすい話し方ができると思います。
というわけで「話の要点を先に伝える」がコツその①になります。
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