子育てで大切なママの話しかけ・話し方
3歳までの話しかけで 言語能力が決まります
アメリカの大学での研究結果によると、3歳までにたくさんの言葉を浴びた子は、語彙力とIQが高いという結果が出ています。そしてその話しかけは、内容よりも話し方が大切というのです。
かたことでも話し始めると、この話しかけも自然にできやすくなってきます。それでも、慣れないお母さんは何を話していいかわからず、なかなか話しかけができない、というママもいます。その子が今興味をもっているものに自分も合わせていくことがよいようです。例えば今、一生懸命ぬりえをしている。でも、パパやママが「ほら、ご本読んであげようか!」と自己本位?に話しかけたりすることありませんか? でもお子さんがやりたいのは「ぬりえ」なんですね。「今に生きる」とよくいわれますが、子供が生きているのは、まさに「今」なのですね。ですから「あ、ぬりえしているんだ。いいなぁ。赤いいろをぬっているんだね」など、その子に合わせてはなしかけをしてあげたほうがずっと喜ぶし、良い話しかけのようです。
まだ話せない子にも話しかけましょう
まだ何も言葉を発せない子にも話しかけましょう!たくさん言葉を浴びた子は言語能力だけでなく、算数、読み書き、粘り強さ、思いやりなど、人生の基礎となるものが小さいうちの言語環境でつくられるという研究結果が出ているのですから驚きです!「今、ママは○○ちゃんのごはんをつくっていまーす。」など。しゃべれなくても話しかけは癖をつくればいくらでもできるようになります。
はっきりと口を開けてやさしく話す
そして重要なのが話し方。子供の声道は大人の4分の1といわれます。ですので子供の声は高いトーンなのですが、高めの声のほうが聞き取りやすいようです。そして口をはっきり開けて話せば、自然と声も高めになります。もちろん言葉もはっきりしますから、モゴモゴより、口を開けて言葉をはっきりと話すとよいですね。そして「キンキン」と金切り声ではなく、やさしく話してあげましょう!それでIQや言語能力、人生の基礎となる粘り強さや思いやりまでつくられるのなら、安いものだと思いませんか?
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