話し方のコツ カーリングに見る笑顔の大切さ

話し方のコツ カーリングに見る笑顔の大切さ

話し方において笑顔は宝物

今、日本中どこに行ってもオリンピックの話題でいっぱいです。様々な競技はさることながら、熱心に集中して行う中からドラマが生まれ、多くの人を感動させるのでしょう。その中で興味をひいたのが銅メダルに輝いた、カーリング女子たちの笑顔でした。まさにあの天真爛漫な笑顔に魅了された方は多かったのではないでしょうか?「そーだねー」というのが流行語大賞にでもなりそうな勢い。それも、あの素朴な言い方と明るいイントネーションがあったからでしょう!

「笑顔で話しなさい」とよく言われるのだけど難しい、という話をよく聞きます。笑顔というのはやさしいようでとても難しいのです。そしてこの笑顔をマスターできた時に「就職できた」「恋人ができた」「友人がいっぱいできた」・・といったさまざまな嬉しい結果がついてきます。

笑顔をつくるのはできても笑顔のある話し方は難しい

静止したまま「笑顔を作って下さい」というと、ほとんどの人は笑顔をつくれます。ところが「にこやかに話しましょう」というと、とたんに難しいものになってしまいます。それは「話す」というのは最初のうち、意識してできても、そういつまでも意識はつづきません。「話す」という中には自分の気持ちや普段の癖がどうしても出てしまうのです。ではどのようにしたら「にこやかな笑顔のある話し方」ができるのでしょうか?

私自身も以前「話す時に笑顔がない」と言われ、どう努力しても難しく、悩んだことがありました。これは自分の性格が悪いのだろうか? もっと明るく気持ちを持って話さなければいけないのではないだろうか?などなど・・落ち込んだものです。ところが「気持ちを変える」ほど難しいものはありません。ではどうやってこれらを克服したのかというと「口角を上げる」発声練習によって克服できました。口角を上げて発音すると、誰でも声のイメージが明るくなります。それと連動させて笑顔筋肉をつけていけば、誰でも素晴らしい「スマイル」を自分のものにできるでしょう!

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