「声が小さいことが悩みです」という方は多くいらっしゃいます。
話し方の本や講座、セミナーでも、必ず「話す声が小さくて・・」という悩みが出てきます。
そうした話し方のため、性格までも暗くなってしまう、内向的な性格になってしまう・・といった話し方と性格が連動していくケースもあります。逆に言えば、話し方を変えることで性格を変えられる、ということの証しでもあるわけですから、ぜひ希望を持って挑戦していただきたいですね。
話し声が小さいことから自信が持てなかった方が、話し方のトレーニングを重ねることで、大きなハキハキした声で話せるようになり、性格も話し方とともに明るく変われた、という方は数多くいらっしゃいます。
ところが、声が小さい悩みもよく聴くと様々。「他人と会話している時に声が小さくなってしまう」と、いう方もあれば、「会話の時はよいのだけれど、多くの人の前で立って話すと、緊張して声が小さくなってしまう」と、いう方もいらっしゃいます。あるいはもともと声量の小さい、物理的に声が小さいという方や、年齢とともに声が出なくなってきた、という方もいらっしゃいます。ですので、まずは「声が小さい」原因は何なのか、それに合わせて話し方のトレーニングをしていくことが大切になります。
その中で多いのが、「立って話すと声が小さくなってしまう」という話し方のクセを持っている方と、逆に「座って話すとき、声が小さくなってしまう」という話し方のクセを持っている方。不思議なことに大体同じくらいの人数がいらっしゃいます。そのほとんどの方が、自分の中でルールをつくり、自分で勝手に思い込んでいることです。
例えば立って皆さんの前でお話するときは、ちゃんとしっかりした声でお話されるのに、座ったとたんに声が小さくなってしまう場合。(座って話すときは、そんなに大声を出すものではない)と、心のどこかで思いこみをもっていて、そのために座ったとたんに無意識のまま、声が小さくなってしまう、という方が多いのです。でも実際にそんな規律はないわけです。事実、立って話しても、座って話すときも、朗々としっかりとお話される方はいっぱいいらっしゃるわけですから。子供の時に何かがきっかけで親から「そんなに大声で話すものじゃありません」と怒られて、心の片隅に思いこみが根付いてしまった、などということもあります。
自分の中に、よく考えればどうということのない、思いこみがないかどうか、リセットしてみてはいかがでしょう。
重ねていいますが、「話し方をトレーニングすることで、確実に大きな明るい声で話せるようになる」
それと連動して明るい話し方ができれば、性格も明るく変わる」これは事実です
東京 小金井 吉祥寺の話し方教室 堀口メソッドボイススクール