話し方のコツ 感情を引きずったまま話してしまう人
慌てた話し方は誤解のもと
「自分の話し方は慌ててるなぁ」と思う方はいませんか?
何か言われると急いですぐにパッと返そうとする人がいます。一息つくことができないのですね。
そうするととても慌てた話し方に聞こえてしまいます。そんなに急いで答えなくても誰も困りません。
でも常に心のどこかで慌てていると、感情が高引いたまま話すことになります。
そうするときつい、怒ったような話し方になってしまいます。
一息つく、間をとる・・という話し方ができないと、冷静に考えてからやさしく落ち着いて話すことができません。話し方の中で間がとれることはとても重要です。
話し方のチェック!「無言の間」が怖いことはありませんか?
よく「えー」とか「あー」と入れる話し方をする人がいます。
それは話に「無言の間」をとる話し方が怖い、あるいは話し方そのものに違和感を覚えてしまうと「えー」や「あー」を入れてしまうのです。
まずはこの「間」がこわくなくなることが、落ち着いた話し方ができる1歩といえましょう。
そうした話し方ができると「間」を取っている間に感情を鎮めることもできますし、冷静な判断のもとに話し方を工夫することもできます。
話し方と共にもう1つ大切なのが目です
話し方とともに大きいものがまさに「目つき」です。
目は口程に物を言うといいますが、 目つきは話し方以上に大きいかもしれません。
人と会った時、あなたはその人のどこを最初に見ますか?
・・・答えは顔、その中でも目、ではないでしょうか?
それほど目の印象は大きいわけです。
勿論どういう話し方をするかで、印象は変わってきますが、話し方と共に、目つきによって人は人格を判断します
どんなに素晴らしい話し方をしてもキョロキョロしていたり、自信のなさそうな目つきをしていたり、あるいはまっすぐ見ないで目をそらしていると、それだけで全てが台無しです。
もしやさしい話し方をしたいなら目もやさしい眼差しでなくてはなりません。
不思議なことに目つきと感情、話し方はすべてリンクしているので、目をやさしくしただけで、感情的な話し方はやさしく変化するでしょう。
東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール
著者 堀口 真理 >>詳細はこちら