話し方のコツ 結婚式のスピーチ

話し方のコツ 結婚式のスピーチのコツとは?

話し方のコツを考える中で、結婚式のスピーチを頼まれてしまった、結婚式のスピーチを成功させるコツとは何ですか?・・とどんな話し方をすれば良いのですか?・・と、聞いてくる方も多くいます。結婚式のスピーチにもいろいろとあり、それぞれ話し方は違ってきます。主賓としてスピーチをする場合、職場の先輩としてスピーチをする場合、同僚としてのスピーチ、プライベートな友人としてのスピーチをする時・・・その他まだまだあるかもしれません。自分の立場に立脚した話し方が必要とされます。ですので交友関係の広い・・顔の広い方ですと、何度も結婚式のスピーチを頼まれ、でもその度に自分の立場が違うから違う話し方やスピーチをしなくてはならない、「話しの内容やら話し方を考えるだけで頭が痛いよ」とぼやく方もいらっしゃいます。 そうした結婚式のスピーチ・話し方といっても様々ではあるのですが、今回はそうした話し方の中でも最も多い見落としがちなことについてお話します。

好感の持てる共通の話し方・スピーチ

もしあなたが結婚式の参列者だとして、いろいろな方たちのスピーチを聞く立場だったとしましょう。どんなスピーチの内容や話し方をされる方に好感を持ちますか?好感を持てる共通の話し方はあるのでしょうか?この「話し方」ということに限定して考えると、「明るい」「ハキハキと聞こえやすい」「面白い」「元気」などの答えが返ってきます。結婚式ですから、おめでたい場所です。暗くじめじめとした話し方をされるよりは、元気に、面白く、明るい話し方をしてくれる人が良いでしょう。そしてやはり笑顔は大切です。心から祝福する気持ちは、話し方と共に、笑顔に顕われます。これは、その日の主役である新郎新婦のお2人に対しても、もちろん同じです。

心に残るスピーチでの話し方とは?

そしてスピーチでの話しかたが心に残るものと、素通りしてしまうものとがあるでしょう。その違いはどこにあるのでしょう? 「感動」という言葉があります。でも「理動」という言葉はないのですね。これは人間は感情によって心が動かされる、でも理屈によっては動かない、という事です。よく、新郎新婦とのエピソードをお話される方がいますが、「こんなことがありました」という事実だけを述べて終わってしまう人が多いのです。でもそこに「自分はその時こう思った」「こう感じた」という事をぜひ述べてほしいと思います。これが結婚式のスピーチにおける話し方でとても大きなコツです。心をこめて。例えば「こんなエピソードがあって僕は彼の優しさに心が打たれました!」など、1言付け足すだけで、彼はあなたの気持ちを感じ、とっても嬉しく思うはずです。これはそんなに話し方として難しいことではないのですが、皆さん抜かしてしまう人が多いのです。

スピーチでの話し方のコツ 頭ではなくハートで

それから、一生懸命内容を考えて、それを暗記したかのように話す方もいらっしゃいます。まるで本を読んでいるような話し方になってしまいます。努力のあとは認められるのですが、どうもそうした話し方からは、気持ちは感じられません。頭で覚えたものは頭で話してしまうのですね。でも、それを自分の言葉にして、ハートから話すようにすると、相手のハートに届きます。頭で話したことは、残念ながら心には届かないのです。新しい門出を祝うお祝いの席、ぜひ、心からの言葉を贈って愛を届けましょう

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