話し方のコツ メンタル面から変わる話し方のコツ
話し上手の源泉はメンタルにある
話し方を学ぼうと、教室に来られる方の目的は、ひとくちに話し方といっても、非常に多岐に渡ります。
ただ、おおまかに考えると3つに分かれるといえましょう。
1つは、会話やコミュニケーション力をつけたい。
もう1つは会議での発表、保護者会での自己紹介、朝礼での話し方など、プレゼンテーション能力を身につけたい。
そしてもう1つは声そのものを良くしたい、という3つです。
この3つの目的を持つ方々に共通して言えることはメンタル面の影響がとても大きいということです。
例えば、何となく自分に自信がない。
過去に人から何か話し方について指摘され、それがトラウマになっている。
いろいろと不安や心配ごとがおおく、ストレスを受けやすい。などといったことです。
このような方達にメンタル面での改善をはかるトレーニングをすると、よい結果が得られることが多いのです。
疲れた時の声ってどんな声
皆さんは何かで体調をくずしたり、ものすごく疲れてしまっている時があるでしょう。
その時に発せられる声はどんな声でしょうか? 決して自慢できるような良い声にはならないはずです。
このように身体の状態を声や話し方はもろに受けてしまうのですが、身体よりもメンタル面はさらに話し方に対しての影響が大きいといえます。
全員というわけではありませんが、そのような方々にメンタル面でのトレーニングをすると劇的に変わる方も中にはいらっしゃいます。
私は以前、自分のプレゼンテーションの師匠として尊敬していた人がいるのですが、その先生から何度もいわれた言葉が、「自分に意識を向けてはいけない」でした。
つまり、自分に意識をむけるとは(私はうまく話せるだろうか)とか、(みんなからどう思われるだろうか)などです。
そのようなメンタルになってしまうと、本当に話し方も声もダメになってしまいます。
相手に意識を向けた話し方
そのような時には「相手に意識を向けなさい」と教えられました。
相手に意識を向けるとは、(この人達に私の話が役立ってくれるといいな)(みんなが私の話で明るく元気になってくれるといいな)など。
わたしもこのトレーニングを受けてから「話すのが大好き」になり、変わることのできました。とても重要なものになっています。
東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール
著者 堀口 真理 >>詳細はこちら