こんにちは。堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。
当校には、「年齢とともに声が出にくくなった」「頑張って話しかけているのに、相手に声が届かない…」というお悩みで受講される方が多くいらっしゃいます。
今回は、ご高齢のお母様の介護をされるなかで、「大きな声を出そうとすると怒鳴っているようになってしまい、自己嫌悪を感じてしまう…」というお悩みを克服された受講生様のエピソードをご紹介します。
届かない声の原因は「力を入れた声出しのクセ」にあった
その受講生様は、耳が遠くなってきたお母様に届くよう頑張って大きな声で話しかけていらっしゃいました。
しかし、なかなか声が届かないばかりか、ご自身でも「なんだか怒鳴って言っているみたいで、すごく嫌な気持ちになってしまう…」とお悩みでした。
お体の使い方や話し方のクセを観察してみると、声を届けようとするあまり全身に力が入り、かえって声がこもって届きにくくなってしまっていたのです。
「昔から声が通らない体質だから、今さら変えられないのでは…」と思い込んでいる方もいらっしゃいますが、当校のレッスンでは初回から大きな変化を実感される方がたくさんいらっしゃいます。
その理由は、「声を体全体で響かせる仕組み」を身につけていくからです。
どなたでも赤ちゃんの頃は、あの小さな体で家中に響き渡るような大きな声を出していましたよね。
つまり、「声を響かせる力」「楽に大きな声を出す力」は、誰もが元々持っている能力なのです。
当校では、余計な力を抜いて喉や声帯を響きやすい状態にするための呼吸法を、お一人おひとりの姿勢やクセに合わせて練習していきます。
体感された受講生様からは、「無理に力を入れなくても、こんなに響く声が出るんだ!」と驚きの声をいただきます。
明るく優しい印象は「性格」ではなく「物理的な形」で作れる
楽に通る声を出す感覚がつかめたら、次は「良い印象で大きな声を出す練習」へ進みます。
特に大切なのが、口や表情筋の動かし方です。
声の印象というと、「生まれ持ったもの」や「性格からにじみ出るもの」と思われがちですが、実は違います。
明るく聞こえる声や優しく聞こえる声は、口の動かし方や息の使い方といった「物理的なフォーム(形)」によって作られています。
気持ちや精神論ではなく体のアプローチなので、正しい形さえ意識できれば、どなたでも感情に左右されずに「明るく優しい声」を出すことができるのです。
その受講生様の場合、厳しいご家庭でお育ちになられた背景もあり、「話すときに歯を見せてはいけない」というように、口をあまり動かさずに話すクセがついていらっしゃいました。
そこで、レッスンでは以下のことを一緒に確認していきました。
口をしっかり動かした方が、声が劇的に良く響いて聞こえること
アナウンサーの方などを観察してみると、大きく口を動かして喋っていても全く違和感がないこと
ご自身が思っている以上に、口を大きく動かしても周りからは気にならない程度の動きに見えること
これらを録音や鏡で客観的に確認していただいたことで、「口をしっかり動かして話すこと」への心理的なハードルもスッと下げていかれました。
「怒鳴り声」から「心地よい声掛け」へ
「楽に通る声」と「優しく聞こえる話し方」の2つの技術が身につくと、たとえ一度で声が届かなくても、焦らずに良い印象のまま言い直すことができるようになります。
トレーニングを重ねたその受講生様からは、後日こんなに嬉しいお声をいただきました。
「今までは怒鳴っているみたいで自分に自己嫌悪がありましたが、優しく大きな声で言えるようになりました!お母さんもピリピリしなくなりましたし、私自身も気持ちよく話せるようになって、本当に通って良かったです!」
身内との関係も、声の掛け方ひとつで驚くほど穏やかで温かいものへと変わっていったのです。
あなたの声も、正しいトレーニングで必ず変えていけます
年齢とともに落ちてしまった声量や、お悩みに合わせた声の出し方は、お一人おひとりに合わせたトレーニングで確実に改善していくことができます。
「介護中の声かけがつらい」「自分の声に自信が持てない」とお悩みの方は、無理に一人で抱え込まず、ぜひ一度当校の体験レッスンにお越しください。
ご自身の声がスッと変わる感覚を、きっと実感していただけます。
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![]() | 東京の話し方教室 堀口メソッドボイススクール 著者 堀口 明保 昭和55年生まれ。玉川大学卒業。話し方教室講師および産業カウンセラー(社団法人日本カウンセラー協会認定)。コミュニケーションこそあらゆる業種の仕事にかかわらず、生活の根幹を占めるものと認識。さらに、その中で最も重要なものが話し方にあると考える。一般社団法人「日本コミュニケーション技能協会」代表。 2007年より堀口メソッドボイススクールで講師に従事し10代から80代まで、様々な年齢の方々の悩み(声が小さい、加齢とともに枯れるなど)に対応し、改善してきた実績を持つ。 |
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